夜の県立ぐんま天文台がヤバい

f:id:reeeading:20181123225847j:plain

言わずと知れた県立ぐんま天文台。そこに一歩でも足を踏み入れた者なら、これからラスボスとのバトルシーンが始まるであろうことは容易に想像がつく。

 

「ここから先はセーブしてから行かないとな」と、きっと誰もが思うであろう。そして回復アイテムの残量を確認したくなる。ここはそれくらい異様な、しかしどこか崇高な雰囲気を漂わせているのである。

 

 そんな、勇者なら誰でも行かなくてはならないであろう県立ぐんま天文台天文台でありながら、ここは日中も大いに楽しめる。日中に行くことで、この巨大な古代遺跡を彷彿とさせる建造物を眺めることができるのだから。

 

f:id:reeeading:20181123230052j:plain

画像はWikipediaより

 

しかし、我は何を間違えたか夜にそこへ行ってしまったのだ。もちろん天文台なのだから夜に行くのが正解である。正解であるがこの光景がみたかった。

 

死後の世界を思わせるような、整然と並べられた電灯と、それに照らされた階段。漆黒のもと、誰もいない階段をひたすらに登っていく。駐車場からけっこう登るのだ。ちょっと焦るくらい先が見えない。まるで京都の伏見稲荷である。

 

ようやく頂上まで登りきって、目の前に広がる異世界

 

 

 

とはいかなかった。

 

暗かった。どこまでも真っ暗であった。

 

f:id:reeeading:20181123230248j:plain

 

これを、持っていたら呪われる写真として吹聴したらどれほど多くの人が信じるだろう。そんな写真になってしまった。

 

目隠しして連れてこられて、ようやく解放されて目の前に広がる光景がこれだったら絶望である。何か儀式が始まってしまうだろう。やたらと怖い。

f:id:reeeading:20181123230613j:plain

とにかく、恐ろしく暗い中、突如として目の前に巨石群が現れたら本能的に怖いのだ。神が宿る立ち入り禁止の山に間違えて入ってしまったような、そんな神聖な雰囲気も相まってめちゃくちゃ怖いのである。

 

しかし、だんだんと暗闇に目が慣れてくると、巨石群の輪郭がはっきりと見えるようになった。真っ暗であるにも関わらず、その規模に圧倒される。

真っ暗だからこそ、普段以上に神聖なオーラを放っているのかもしれない。ふと気を抜くと瞑想にふけってしまいそうである。

 

巨大な建造物を見ると、つい畏敬の念を抱いてしまうというのは人類共通の反応なのかとさえ思った。何か不思議なパワーを感じる。 ……気がする。

f:id:reeeading:20181123230416j:plain

そのパワーに引き寄せられてか、帰り道、足にそこそこでかい蜘蛛がくっついていた。まったく勘弁してもらいたいものである。

 

 是非とも、物好きな方は夜にここを訪れてみてはいかがだろうか。

 

 

 

www.reeeading.site 

www.reeeading.site