宵物語の八九寺がすごくいい

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続・終物語』を観たことで最近再び物語熱が上昇してきまして、滞っていたモンスターシーズンを読み進めている真っ最中であります。

やはり高校を卒業してからのお話ということで、行動範囲もそれから人間関係もより広がっていきます。そこでの新しい出会いに加え、さらに成長し変わっていく、でも変わらないお馴染みのキャラクターたちの存在もモンスターシーズンの魅力でしょうね。

 

猫物語・白』をきっかけに羽川翼を推していた身としては『結物語』での衝撃以来、今後もバサ姉の動向が気になるところですが、しかしながら、モンスターシーズンにおいてこれまで以上の存在感を放っているのが八九寺真宵じゃないでしょうか。

 

モンスターシーズン以前でも、汲めども尽きぬ語彙、その底抜けの明るさと可愛さ、ちょっとメタついたところに、心の中に住まいを構えられちゃった御仁も多いことだろうと思います。もう、阿良々木君とのお馴染みの掛け合いはずっと観てても飽きないですよねまじで。ご飯三杯はいける。

と、まあそんな彼女は『続・終物語』をはじめ、神さまになって以降も大活躍。もうすごい魅力を放っているわけです。

 

そんな「神ました」な八九寺がメインの『宵物語』。いや、ほんと良かった。特にあの八九寺と紅孔雀のシーン。あれは数ある物語シリーズの名場面の中のひとつとしてきっと加えられましょう。

はい、確かにおしまいですとも、あなたの人生のつらい部分はね!

さあ、これからは楽しいことが目白押しですよ! やりたいことをひとつ残らずやりましょう! なんでもできますとも、だって紅孔雀さん、あなたはまだ生きているんですから!

 

このシーンがもう、乾燥した大地に降る慈雨のように沁みるのです。時には誰しもそうやって肯定し、認めてくれる存在をどこか求めているものです。

 

しかしながら、人生はそんなにもハッピーじゃないってことはきっと八九寺自身も知っているはずです。実際、両親は離婚してるし、そもそも自身が交通事故で短い生涯を終えていますから。

加えて11年間彷徨っていろんな人間の社会を見ています。見てきた光景は必ずしも幸せなものばかりではなかったでしょう。

そこを踏まえてあのシーンを考えると趣がまた違いますよね。

 

ここからは勝手な想像ですが、きっと阿良々木君と出会っていなかったらこんな言葉は出てこなかったんじゃないかと思います。もちろん神さまになることもなかったでしょうけど、少なくともこんなにも世の中を全肯定することはできなかったんじゃないでしょうか。

阿良々木君と出会ったから、人生のつらい部分は終わったし、当たり前じゃないことばかり起こったし、奇想天外な生涯を送ることになったんです。神さまにだってなっちゃったんです。

だから、八九寺が紅孔雀にかけたことばは、年齢不相応のつらい思いをした紅孔雀に対してのただの励ましではなく、本当に、心の底から思っていたことだったんじゃないかなって思います。

阿良々木さんのおかげで世の中が素晴らしいものだって思えるようになった。阿良々木さんがやってくれたことを今度は自分がやってあげようって。

 

終物語 まよいヘル』のOPの『terminal terminal』聴いてたらそんなこと考えました。

あくまでも想像でしたが、もう書きながら涙が出そう、よよよ。

 

やっぱりどこまでも明るい気持ちにさせてくれるのがあの時の八九寺の言葉ですよね。太陽のようにぱあっと照らしてくれました。なんというパワー。もうね、北白蛇神社行きたい。

 

ただまあ、北白蛇神社に行くことはちょっと難しいかもですが、「神ました」な八九寺のご利益を感じさせてくれるのが、『結物語』についているあの北白蛇神社のおみくじでしょう!もうね、いつも財布に入れちゃってる。これ見るだけであのシーンが蘇ってくるんですよ。よよよ。

 

もうとにかく宵物語、神ってましたね。まだまだモンスターシーズンは続きますから、最高ですね。

 

 

 

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