明日使えることわざ集その1

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ことわざは、人間の世界で古くからよくあることを短く的確に言語化したものです。目の前の状況を言い表したいけど思いつかない!スピーチや会話で気の利いたことを言いたい!って時はことわざ辞典を紐解きましょう。

 

今日は、明日使えそうなことわざを「あ」から「お」まで選りすぐってみました。

 

<あ>

相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)

何かするたびに相手は変わっているけど、やっていることは変わってないという意味。こちら(主)は変わらず、同じことを繰り返しているということ。あるあるですね。

 

浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)

些細なこと、小さなことでも注意して、油断してはならないという意味。『レッド・デッド・リデンプション』でこういうタイトルのミッションありそう。

 

案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)

ものごとはやってみると、心配していたよりもたやすくいくものであるという意味。難しいと思っていたことも、やってみると意外と簡単だったという経験は誰しもあるはず。

 

<い>

言いたいことは明日言え(いいたいことはあすいえ)

言いたいことがあってもその場ですぐに言ってしまわず、一度じっくり考えてから言えという意味。そのときの勢いで喋るのではなく、一度冷静になって考えてからでも遅くはないということですね。

 

戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)

戦いが起こってから慌てて矢を作るという意から、何か事が起こってから慌てて準備をすることのたとえ。たまにやっちゃいますよねー。

 

一枚看板(いちまいかんばん)

中心役者という意味から、ある組織や団体の中心人物をさす。聞いたことはあるけど意味はよく知らないことわざのひとつでしょう。「あいつはうちの一枚看板だ」と明日から使おう。

一得一失(いっとくいっしつ)

良い点もあるが悪い点もあるということ。「メリットもデメリットもあります。」を「一得一失です。」って言ったらなかなかの豪傑感が出ますよきっと。

 

夷を以て夷を制す(夷を以て夷を制す)

他国同士が敵対関係になるように計らい、自国の安全を保つこと。大河ドラマで優秀な参謀が言ってそうですが、これがスパッと出てきたらかっこいいですよね。「これぞまさに、王安石いわく『夷を以て夷を制す』でございましょう…!」みたいな。冷静に考えて言う機会ねえな。

 

<う>

雨後の筍(うごのたけのこ)

雨が降った後、たけのこがあちこちで生えてくることから、同じようなことが次々に起こるということ。まるで雨後の筍だ。なんて言ってみたい。

 

牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)

たまたま連れられてある場所に出かけて行くこと。また、誰かの誘いで思いがけない良い結果が得られたこと。何よりこの語呂の良さ。

 

右顧左眄(うこさべん)

あちらを見たり、こちらを見たり、どうも決断しかねて迷っている様子。難しい件の決断を迫られたとき「どうも右顧左眄であります。」と言えば、少なくとも頼りない印象は与えないはず。なにせ字づら的に凄そうな雰囲気が溢れている。

 

内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)

「内兜」とは兜の内側。相手の内心や弱点を見抜くという意味。「あいつのふるまいは内兜を見透かしたようだ。」と明日から使おう。

 

馬には乗って見よ人には添うて見よ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)

馬は乗ってみないとどんな馬かはわからないように、人もまた、付き合ってみない限りその人の人となりはわからないという意味。飲み屋で、人間関係に困っている部下に言ってやってくださいな。

 

生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)

生まれた時から経験豊富で優れた人物などおらず、みんな長い間いろいろな経験を経て立派な人間になるのだという意味。これもまた飲み屋で言ってやってくださいな。

 

運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)

戦術や法則はそれをうまく使ってこそ価値があり、活用できるかどうかはその人の心次第であるという意味。〇〇戦略とか〇〇の法則とか、ノウハウにやたら達者な人に言ってやりましょうさらっと。

 

<え>

枝を伐って根を枯らす(えだをきってねをからす)

木を枯らすためには、いきなり根から取り掛かるのは大変だから、まずは手近な枝を切るところからはじめて、次第に枯らしていこうという意。枝を切っちゃったがために根を枯らしてしまったみたいに捉えらそうだが、手近なとこから手をつけて、その上で根本的なところを処理しようというちょっとゆるめでちょっとポジティブなことわざ。

 

縁は異なもの、味なもの(えんはいなもの、あじなもの)

男女の巡り合いは予想がつかないものであり、またそれが面白いところだという意味。いい!語呂がいい。これがタイトルの文庫本絶対ある。

 

選んでかすを掴む(えらんでかすをつかむ)

選り好みしすぎたために、かえってどうでもよいもの、悪いものを選んでしまうという意味。あまりお腹空いてないときにファミレス行くとやりがち。

 

<お>

負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)

背中におぶった子に浅瀬を教えてもらい、川を渡ったということから、人は時には年下や経験の浅い者から何かを教わることもあるという意味。

 

岡目八目(おかめはちもく)

当事者よりも第三者の方が冷静に観察できるため、かえって正確な判断ができるという意味。黒沢明監督の『椿三十郎』でもこういうシーンありましたね。

 

遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)

遅い早いの違いはあれど、行き着く結果は同じであるから慌てても仕方ないという意味。「淀」は京都の淀。遅刻した時はこの言葉を放ってはぐらかそう。

 

親が死んでも食休み(おやがしんでもじきやすみ)

「食休み(じきやすみ)」とは食後の休息のこと。食後の休憩はどんなに忙しくてもとるべきだという意味。このことわざが生まれた背景にはどんな物語があったんでしょうね。

 

尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)

なついてくる犬が人から叩かれないように、愛想よく振る舞う人は誰からもひどい扱いを受けないという意味。カラテカの入江さんも言ってましたよ。いつも笑ってて、リアクションをちゃんととってくれる後輩は誰からも好かれると。

 

 

参考

「実用ことわざ辞典」学研 2001

 

実用ことわざ新辞典 ポケット判

実用ことわざ新辞典 ポケット判

 

 

 

 

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