漫画『信長を殺した男』をきっかけに日本史にいざなわれる

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なぜか3巻だけ失踪中

最近、ワンピースに次いで次の単行本の発売が待ち遠しい作品がありましてね。もう大変ですよ。とんでもねえ作品がこの世に生まれてしまいましたよ。そう、それこそ『信長を殺した男』です。

 私はどちらかというと日本史よりも世界史派でして、何より日本史の授業で平安時代の藤原ラッシュに打ちのめされた者のひとりであります。おまけに高校時代の日本史の先生が授業で「はじめに言っておきます。私は韓国が嫌いです。」と公言しちゃうくらい破天荒な人だったから、ちゃんと日本史勉強してこなかったんですよ。

 

と、まあそんなことがあって日本史に関しては浅学でありました。しかしですよ。そんな私でもめちゃめちゃハマったのが『信長を殺した男』。

つまり「わかりやすい」と「おもしろい」を兼ね備えているのです。

 

この『信長を殺した男』は日本史史上、最も有名なあの本能寺の変について、これまで言われてきた定説に異を唱える作品でありますが、なんとこの漫画の原作を書いているのが明智光秀の末裔なんです。こういう作品って割と説明的になりがちですが、そうじゃあないんですよこれは。

よくあるじゃないですか、マンガでわかる〇〇シリーズ。あれとはわけが違うんですよ旦那。ああいうのってちゃんと読めばすごいわかりやすいんですが、どうしても「お勉強」感が出ちゃうんですよね。「お勉強」感が出ちゃうと、やらなきゃ読まなきゃって気持ちになって飽きてしまいます。

 

でも、『信長を殺した男』は純粋に作品として楽しんで読んでいたら気づかぬうちに日本史にいざなわれていくって感じです。

感覚としてはワンピース読んでるみたいにその世界に入り込んで、登場人物に感情移入しちゃいます。ワンピースで四皇がいるように、戦国最強とうたわれる武将がいたり、みたいな。だから、戦国時代の大局と知識が知らず知らずのうちに入ってきて、かつめちゃめちゃ面白いから次が読みたくなるし、もっと日本史知りたいってなるんですよ。

 

それに、この漫画の原作は一級史料をもとに書いてますから信ぴょう性も高いのです。日本史への入り口としてこれ以上に強力なのはないんじゃないかなって思います。まじで。

 

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『信長を殺した男』第1巻より

そしてまあ何より絵がかっこよすぎる…!

しびれちゃいますよ。でも登場人物のほとんどはおっさんですからね。それなのにどのコマ切り取ってもかっこいいってすごくないですか。やはり一貫した芯を持ったおっさんはかっこいいですよね。

 

本能寺の変という誰もが知っている結末へどのようにして至るのか。これから一気に物語が動くところですから次巻が待ち遠しい限り。渋いおっさんたちの活躍から目が離せませんね。

 

『信長を殺した男』漫画:藤堂裕 原案:明智憲三郎 秋田書店

 

 

 

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