経済学を教養として学びたいならこれ一冊で十分!

最近、「マンガでわかる〇〇とか」「30分でわかる〇〇」とか、どんなジャンルでもわかりやすく解説する系の書籍はいっぱいありますね。

 

もちろん、その分野への入り口としてそういう本はすごく効果的ですが、わかりやすさ、読みやすさを追求する分、かえってわかりにくくなるという現象が起こりうるのです。

 

特に経済学とか金融論とか、そういう学問の分野をわかりやすく解説した本において起こりがちです。よくあるのは、いきなり詳しい説明もないまま、いかにも「え?wこれくらいは前提として知ってるっしょ??www」と言わんばかりに専門用語が飛んでくるというやつです。

 

仮に「これ一冊でわかる経済学」というような本を手にとったとしましょう。最初の方はすごくわかりやすいんです。最初は。

「なるほど機会費用か」「なるほどトレードオフか」と「なんだ簡単じゃん」と思うかもしれません。2章の最後の方とか、勝利確定BGMが流れ始めるでしょう。

 

しかし章が進むごとに関数やグラフが出てきて、直線の傾きがどうとか、ちょっと忘れかけていたような知識が必要になってきます。他にも聞いたことはあるけど意味はよくわからない用語とか出てきて、知らぬ間にやる気にじわじわとダメージが入ってきます。

そのうち飛ばしと飛ばしで読むようになってきて、ついにはそっ閉じ。

 

では、我々には成すすべはもうないのでしょうか。いいえ、こういう時こそ発想の転換です。

わかりやすく解説した本ではなく、逆に専門書を手に取るのです。

「おいおい『これ一冊でわかる経済学』でさえこの状態なのだから、そんな専門書なんか読んだらどうなってしまうんだ。正気じゃない。」

大丈夫です。その心配はありません。他の分野は知りませんが、少なくとも経済学の分野なら。

 

みなさん、『マンキュー入門経済学』を手に取るのです。

なぜ、この本なのか。

500ページ以上もあり、ハーバード大の学生もこの本で学んでいると言われています。

そんな本こそ、難解な数式や難しい用語のオンパレードなのではないか。

 

いやいや、実際に読んでみると、きっとびっくりするに違いありません。なんとそこには難しい数式は出てきません。そこにあるのはユーモア溢れる文章と丁寧な解説付きのグラフです。

 

数学とは高校でおさらばしてしまった人でも気づいたら読めて理解できちゃいます。

実物をみると、タイトルとその本のボリュームからして絶対難しそうと思うでしょう。さながら体格はゴツくて顔には古傷、物々しい雰囲気を放っているようなコワモテの男。しかしその内面は人情味に溢れ、気配りができる面倒見がいいヤツなんです。

 

索引含めて555ページ!

こんなに本が厚いのは、丁寧に噛み砕いて説明しているからなのです。確かにめっちゃ文字あります。しかしアメリカンなユーモア混じり、おもしろ可笑しく経済学の根幹を語ってくれるから意外と苦じゃないんです。

「将来、あなたが新聞を読んでいようと、経営者になっていようと、大統領執務室に座っていようと、経済学を勉強してよかったと思うことだろう。」(学生への序文より)

 

LSEロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)で学んだことは、ミック・ジャガーがヒット曲を作るのを助けはしなかっただろうが、彼のロックスターとしてのキャリアを通じて稼いだ大金をどう投資すべきかについての知恵は与えただろう。」(コラムより)

この洒落っ気がたまらんのですよ。

 

読めば読んだだけ応えてくれます。世界中の学生がこれで経済学を学んでいるくらいですから、読んで得られる効果は間違いなく大学の授業1年分に相当しちゃうでしょう。

 

「マンガでわかる〇〇とか」「30分でわかる〇〇」では決して得られないくらいの知識だし、実は、そういう解説本より丁寧に、親切に、わかりやすく書いてくれているのです。

やっぱり、手応えも違います。勉強してるなっていう実感はハンパなく得られます。

 

ぜひ「これ一冊でわかる経済学」みたいな本で挫折した人にこそ読んでもらいたい一冊です。ミクロもマクロもわかりますよ~。

 

マンキュー入門経済学 (第2版)

マンキュー入門経済学 (第2版)

 

 

 

 

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